産後ドゥーラ②

私たちがお願いしたいなと思ったのは食事作りでした。長女が生まれたあと夫婦の役割分担を変え、長男を保育園に送っていくのは妻、迎えに行くのは私になりました。夕食は妻が作るのですが、それを代わってもらえたら助かるなと思いました。正確には作るのはともかく、献立を考えるのが地味に面倒という妻の要望により、ドゥーラの方には週に一度、食事の作り置きをお願いすることにしました。

前日にドゥーラの方に対し、私たちが準備している食材(野菜や肉や豆腐など)の内容を連絡し、当日はその食材を使って料理を作ってもらうというものです。一回当たり2時間で、もし余裕があれば長女の相手をしてもらっています。といってもそんなに時間は余らないですし、長女も寝ていることが多いので、実際はドゥーラの方の希望により長女を少しのあいだ抱いてもらっている程度です。

ドゥーラの方が来てくれるのは平日の日中で、私は不在。また料理を作って欲しいというのは妻の希望なので、妻にドゥーラ制度を利用した感想を聞いてみました。料理を作ってもらえるのは助かるけれど、どうも手放しで喜んでいるようではなさそうです。

・準備した食材で適宜料理を作って欲しいのに、こちらに気を遣って「何を作りましょうか?」と毎回訊いてくる。 = 献立を考えるのが面倒だからお願いしてるのに!

・「柔らかく煮込んだ里芋なら長男は食べます」と伝えていたのに、「里芋は食べないと聞いたので」と、なぜかミスコミュニケーションが発生

・シンク用と排水溝用のスポンジを分けていたのに、違う用途で使われてしまった = 初回のみ。それ以降は改善

・「お母さんは寝ていてくださいね」と言われても気を遣って休めない

この前は、バターの使い方が自分とは違うので、その後に自分が使う際に使い辛いと漏らしていました。

サポート頂いている身なので文句を言う筋合いにないという気持ちはあるものの、何かしら小さな不満はあるようです。こればかりは人間同士なので仕方ないかなと思います。またドゥーラの方との相性もあると思いますので、基本的にしっかり話し合ったり、尊重し合ったりすることでお互い気持ちよくサービスを提供する、サービスを受けることができるのではないかなと思います。

契約関係ではあるものの、私たちのことを気にしてくれて、定期的に助けてくれる方がいるということ自体がありがたいなと思っています。

harryのプロフィール

4歳男児と0歳女児の父親。都内在住の会社員で、長男で4か月、長女で8か月の育休を取得。趣味は外出・散策と甘味。自然環境の保全に関心あり。日々「育児は修行」と感じている。「育児が楽しい」と実感できる日は来るのか。

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