ひたすら手が掛かる長男に対し、長女はめちゃくちゃ大人しく、ほとんど無駄泣きをしません。同じ親から生まれた兄妹とは思えません…
なので長女のための育休でありながら、私はほぼ長男の世話をしている感覚です。
そんな中、長女にも「メンタルリープ」と呼ぶタイミングが訪れたのか、先日の夕方、突然激しく泣きだしました。普段ならば声を掛けるとニコッとして収まるのですが、今回は全く効かず、ネムリラで揺らしても全然ダメ。
丁度私が夕飯の支度をしているタイミングと丸かぶりだったので、長女だけに構ってやることもだきず、調理が遅れると長男が文句を言うので疎かにもできないという極度の緊張状態に陥りました。
何とか夕食の準備が一段落して、後は最後の盛り付けのみという段階になっても長女のギャン泣きは収まりません。それまでの約30分間、ストレスに曝され続けていた私は、ついにキレてしまいました。泣き止まない長女のお腹を、いつもの「トントン」ではなく、「ドンドン」「バンバン」やってしまい、多少強めの声を出してしまいました。発言内容は覚えていません…
当然長女が泣き止むはずもなく、傍にいてテレビを観ていた長男も緊張し、異変を察知した妻が風呂から飛んで出てくる有り様でした。キレたのはものの30秒程度で、怒りを呑み込めなかったことに強い自己嫌悪を感じます。
どうすればいいのか。いくつか重なった怒りの要因を自己分析すると、一番の要因は自分の最も強い拘りである「タイムスケジュール」を侵されることに強いストレスを感じていたことかなと思います。端的に、時間の余裕がなく、それに伴って心に余裕がなくなったということ。
「多少遅れてもいいや、計画通りにいかなくても気にしない」という意識をどこまで持てるか。それは私にとって大変なストレスになることは自覚していますが、家族と自分の心の安寧には努力が必須な部分かと痛感しています。と言いつつ何度もトライしては失敗していることで、また失敗することもあるだろうとは思っています。ただ、トライしければ前進などできないので、何度失敗しても挑戦し続けるつもりです。
尚、妻からは「バンバンしたことは褒められたものではないけれど、縦に大きく揺さぶらなかったことは立派だった」と多少の慰めをもらいました。
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