ある育児本を読んでいて、「お子さんにはどんな人になって欲しいですか?」という質問に対して「心身が健康であればいい」と仰る親御さんは殆どいない、ということが書かれていました。
子どもが生まれる前や生まれた直後は、多くの親御さんは「ただ健やかに育ってくれればいい」と純粋に思っていると思われます。しかし子供が成長するにつれ、また周囲の子供を見る機会が増えるにつれ、「もっとこうなって欲しい」という親の願望が加速度的に増えていくのでしょう。自分たちもそういう気持ちはあるので、親心とはそういうものだよね、と理解できます。
では私たち夫婦は長男や長女にどんな人になって欲しいかと自問しました。多くの親御さんと同様、子供たちが生まれる前には「心身が健康であってくれればそれでいい」と思っていました。そして今、改めて考えて「身体が丈夫で心が丈夫な人」と再確認しています。
「5歳までは立派な原始人を育てる」という方針であり、特に5歳まであと2年しかない長男には、土と風に多く接する機会を与え、タフな子になって欲しいと思っています。親もそれなりの努力をする覚悟はあるので、親子で努力するつもりです。
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