「頭でっかちな親ね」と自分たちの両親から言われている私たち夫婦は、出産や子育てに関する記事や本を読むことが多いです。今回も妻が関心を持った子育てに関する本を眺めていると、いくつか胸に刺さる言葉がありました。その中で最も強い衝撃を受けた言葉は、
「心は鬼にしても、言葉は鬼にしない」
振り返ると、特に怒りを感じたとき、自分の感情をほぼ正確に言語化して長男にぶつけていることを思い出しました。「早く寝ないと大きくなれないよ。まぁ大きくなれなかったとして困るのは君だからね」とか「さっき言えば間に合ったのに、今言うんじゃない。お父さんは大変不愉快だ」など。
厳しい、鋭い言葉を子供相手に投げつけて、多分良いことは殆どないだろうなと改めて思います。私は言葉を大切にしたいと思っているので、日々適切な言葉遣いを心掛けています。それが怒りから発される言葉にも応用されるととても怖い言葉になってしまい、親からは想像もつかないほどの強い影響を子供に与えてしまう可能性がありそうです。
言葉は鬼にしない。親が怒っていることは雰囲気で確実に伝わるので、言葉まで厳しくすることはない。どんなに怒っていても、少しだけ冷静になって発する言葉を練るよう心掛けます。読了してからの数日間、既に多少は実行できているので、これを習慣にしていきます。
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