睡眠負債

私自身の話です。「休みの日は寝て過ごしたい」という人は多いと思います。妻がそのようなタイプなのですが、私は逆に時間があれば外に出たい、何かしたいという性格で、もともと睡眠の優先順位は低めです。その重要性は理解しているので睡眠時間は確保しようと努めているものの、毎晩長男の世話をして一緒に寝る生活では自分のペースで寝られないことが多く、悩みの種です。

先ず寝る前段階のお風呂の時間を自分で決められません。お風呂に入る前に遊びたがる長男に付き合っているうちにダラダラ時間が延びます。時間を意識し過ぎて私がイライラし始めると長男がグズり始めて逆に時間が延びるため、懸命に焦る気持ちを抑えます。

お風呂に入ってもおもちゃで遊び、なかなか出ようとしません。お風呂から出ても服を着ずに走り回ったり、自分で歯を磨くだの、水を飲むだの、既に別室で寝ている妹におやすみを言うだの、直ぐに時間が経ちます。

寝室に入ってもまだ絵本を3冊読むよう要望され、それに15分程かかります。消灯するのは、お風呂に入る準備に取り掛かって1時間半〜2時間後になります。

消灯後すぐ、私は意識を失うように寝落ちるのですが、隣で寝る息子が動いたり、「手がかゆい」「暑い」などと泣きついてきたりして覚醒させられることも多いです。また夜中に長男が寝言を言ったり、悪夢でも見ているのか絶叫したりするので、そこでも覚醒させられます。上手くいけば私もそのまま寝られるのですが、何か考えや思いが頭に浮かぶと、もう寝られません。24時であろうと2時であろうと頭が冴えてしまいます。

そのまま朝を迎えることも珍しくなく、朝のテンションは低いです。睡眠の重要性を認識していて、且つ仕事もしていないにもかかわらず睡眠負債が常に溜まっている状態です。

睡眠負債の蓄積は死亡リスクの上昇につながるので、妻から心配される日々ですが、長男と二人で一緒に寝ている限りは安寧は訪れないと諦めています。

できるだけ身体を労ります。

harryのプロフィール

4歳男児と0歳女児の父親。都内在住の会社員で、長男で4か月、長女で8か月の育休を取得。趣味は外出・散策と甘味。自然環境の保全に関心あり。日々「育児は修行」と感じている。「育児が楽しい」と実感できる日は来るのか。

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