妻が働いている状態での育休か、夫婦揃っての育休かといった差はあるかと思いますが、基本的に男性が育休を取って行うべきことは妻がやっていること全てを、可能な限り代替することだと思います。
ただし時間ができたからと慣れない家事に手を出すと妻に疎まれる可能性が高いです。例えばゴミ出しひとつにしても、夫が考える掃除の基準や手順と、妻が考えるそれが全く異なることが考えられます。
夫の考えるゴミ出し
・置かれているゴミ袋を収集所に運ぶ
妻の考えるゴミ出し
・ゴミの分類
・ゴミの日の確認
・家の中のゴミを集める
・ゴミ袋を縛って纏める
・替えのゴミ袋をセットする
・ゴミ袋を玄関に置いておく
・置かれているゴミ袋を収集所に運ぶ
往々にして夫が担っている家事とは全体の中の一部であることが多いのではないかと思います。それを意識せず、自分は家事をやっていると言われると妻からすると面白くないはずです。このような状況を解消するには、家事の定義や手順を明確化して共有することが有効と思います。
またひとつの家事に対してのこだわりも夫々違うと思います。わが家の場合、例えば風呂を出る際に床に水を流して髪の毛などが残らないようにしていますが、妻の方がより細かいメッシュなので、特に結婚した直後は「髪の毛が残っている」と何度も注意を受けました。このような場合、鈍感な方が精神的に参ってしまうことがあるので、「自分はここまでしかできない」「ここから先のクオリティはあなたにお願いします」と早めに白旗を上げてしまうのが良いのではないでしょうか。
そのようなやり取りの積み重ねによって、次第に妻から夫に対して信頼が増し、任せられる家事が増えていくのだろうと思います。
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