産後ドゥーラ①

「産後ドゥーラって知ってる?」と近所に住む知り合いから教えてもらったのが始まりでした。出産した母親をサポートしてくれる制度で、住んでいる自治体からも補助が出るらしいということでした。使える制度はフル活用して乗り切りたいと思っていた私たち夫婦は、聞き慣れないその言葉を調べました。

産後ドゥーラとは
・出産した母親とお子さんに対して家事や育児などを行う、専門の資格を持った方
・産前産後の女性が、健康な心身で過ごせるように寄り添い、優しさや愛情をたくさん注いでくれる存在
・ 「ドゥーラ」はギリシャ語で、「他の女性を支援する」「経験豊かな女性」という意味

そういう方がサポートしてくれるようです。ベビーシッターは、子供を預かってお世話をしてくれるのに対し、産後ドゥーラは母子を対象としたサービスとのこと。

住んでいる自治体の制度は、先ず自分たちがドゥーラを見つけて契約し、都度発生する料金のうち一定金額を事後精算できるというものでした。何だか面倒だなという気はしましたが、仕組みが整えばきっと何かいいことがあるはず、と思い手続きを進めました。

・先ず「一般社団法人ドゥーラ協会」というHPにアクセスし、私たちの家を活動範囲としている方を探す。この時点で候補は十数名いました。

・次に、私たちがサポートをお願いしたいことや条件にマッチしそうな方を数名ピックアップする。お願いできることは掃除洗濯や料理、子供の寝かしつけなど多岐に亘るのですが、ドゥーラによって得意分野や強みが異なるので、自分たちは何をお願いしたいのかを整理しておく必要があります。

・私たちの場合は10名ほどの方に直接メールを送り、希望条件を伝えました。例えば一回につき〇時間、依頼内容は〇〇、依頼時期は〇月以降、と言った具合です。それぞれの方から1~2日くらいで返事があり、遣り取りをすることで双方の要望がマッチするかを確認します。

・メールの遣り取りを通し二人の方が最終候補になったので、それぞれの方に自宅にお越し頂いて「プランニング」を行いました。事前打ち合わせのことで、私たちにとってはドゥーラの方の雰囲気を知ることができる、ドゥーラの方にとっては家庭の状況を見ることができる場となります。

当然このプランニングを通して「このドゥーラの方はちょっと違うかな」と思うこともあると思いますので、その場合はサポートを依頼しない、契約しないということも全く問題ありません。私たちの場合は二人とプランニングを行い、一人の方と契約し、もう一人の方は依頼しないことにしました。

harryのプロフィール

4歳男児と0歳女児の父親。都内在住の会社員で、長男で4か月、長女で8か月の育休を取得。趣味は外出・散策と甘味。自然環境の保全に関心あり。日々「育児は修行」と感じている。「育児が楽しい」と実感できる日は来るのか。

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