3歳の息子が毎晩「かくれんぼしよう」と誘ってきます。断ると騒ぐし、付き合ってやれば満足して風呂に入ってくれるので甘んじて受け入れています。
基本的に息子が鬼になりたがります。探す側(=鬼)と隠れる側に分かれるまでは普通ですが、毎回鬼が「じゃあお父さんは階段に隠れて」などと指示を出してきます。それはかくれんぼの主旨に沿わないよね、と説明するも全く聞き入れられません。
「いいから隠れて」と言うので渋々階段で座っていると、10カウントが始まります。「もういいかい?」に対し「もういいよ」と答えると、バタバタという足音が一直線にこちらに向かってきます。そして私を見つけると、嬉しそうな表情をしてきます。「うわぁ、探すの上手だね」と言うと更に嬉しそうな満面の笑みをたたえ、「もう一回」「次も階段い隠れて」と隠れ場所の指定をしてきます。なんでだよ。
何が楽しいのか全く理解できませんが、これを4~5回繰り返すと大変満足して、その後がスムーズになるので毎日付き合っています。また、指定している場所に隠れている隙にスマホの確認などができるので、それなりに有意義なので双方にとってwin-winなのかもしれません。
「友達とかくれんぼする時に隠れ場所を指定しても意味はないからねー」と一応説明してはいますが、しばらくは聞き入れられそうにありません。いつか保育園で、”自分が知っているのとは違うかくれんぼ”があり、友達が”指定した場所に隠れてくれない”という厳しい現実に直面するのではないかと思っています。そうやって社会のルールを覚えていく様子をゆるく見守ってやりたいと思います。
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