待つことの難しさ

単に寒くなったためか、夜に寝るのがズルズル遅れているためか、最近長男がなかなか起きず、起こすのに手こずっています。そろそろ起こそうと私が寝室に入り、根気強く声をかけるも反応せず、仕方ない出直そうと部屋から立ち去る素振りをすると「起こして」と泣き出します。

ならばと布団に身を寄せ長男を立ち上がらせると「自分で起きたかった」と言い出し、段々と腹が立って少し乱暴に布団の上に横にすると「怖い〜」と再び泣き出し、負のスパイラルが始まります。

毎朝いかに長男を機嫌よく起こせるかが家族全体の雰囲気に影響するので慎重に取組みますが、一方でなんで親がこんなに気を遣わないといけないのかと苦々しく思うのも正直な気持ちです。

気持ちが後ろ向きになると、こんなことに気を遣うのは時間の無駄ではないか、そもそも育児自体がコスパもタイパも悪い時間の浪費にも思えてきます。こんなに時間と労力を投じて何のために子供を育てたいのか、とあまり踏み込んではならない領域に思考が飛んでいきます。だけどそんなにクソ真面目に考えるべきではないはず。

単に子供が可愛い、子育てが楽しいという人も大勢いるはずで、そういった人たちの血が受け継がれることで人類は次世代に種を残していくのかな。

harryのプロフィール

4歳男児と0歳女児の父親。都内在住の会社員で、長男で4か月、長女で8か月の育休を取得。趣味は外出・散策と甘味。自然環境の保全に関心あり。日々「育児は修行」と感じている。「育児が楽しい」と実感できる日は来るのか。

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