40歳を前に、友人が他界しました。訃報を受けた時、率直に「まさか…」と大きな衝撃を受けました。40歳は十分に大人で、既に人生も満喫してきたんだろうな、と10代や20代前半の私は思っていました。いざ自分が40歳を前にすると、まだまだやりたいことは限りなく湧き上がり、不安もありつつも将来に胸を膨らませている年齢だということを実感しています。友人のご冥福を心からお祈りします。
訃報に触れ、また告別式に参列して考えたことを以下列記します。
・仮に自分が倒れた場合、残された妻と子供たちの経済面が心配。保険の内容や会社の遺族関連の制度、それぞれ誰に連絡すべきかを記録して予め妻に伝えておく必要がある。
・仮に自分が倒れた場合、デジタル遺産がとても多くなるので、IDとパスワードを一覧にしておき、妻に伝えておく必要がある。
・今、妻に伝えても忘れたりなくしたりするので、「もしもの時に見る書類」として、いわゆる遺書を残しておく、適宜更新しておく。
・そもそも倒れないよう、可能な範囲で予防に努める必要がある。運動と食事。そして気持ちを穏やかに保ち極力怒らないようにする、そういう仕組みを作る。
・喪主のお父さんの気持ちはいかほどか。頼もしく成長した息子に先立たれるその思い、想像しようとしても、今の私にはまだ想像できない。
・告別式に集まった人は、100年後には全員いない。
出会いと別れの数は同じ。同じ国、同じ時間にたまたま出会ったことは、必然ではないのだなと感じました。それは夫婦や親子も同じで、縁あって親子になった関係を大切にしなければならないと思うきっかけを与えてもらいました。
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