広島の二泊三日の旅行が終わり、長男に「何が一番楽しかった?」と訊いてみました。返ってきた返事は「ご飯が美味しかった」と。
曾祖母ちゃんに会ったとか、宮島で鹿と触れ合った、という回答を期待するのは親のエゴで、子供にとってはただ親に連れ回されていて疲れるだけというのが本当のところではないかと思います。
旅行先では私も妻も食事や生活リズムについて甘くなります。特にホテル近くのコンビニで朝ご飯として好きなものを買ったりできるのは、長男にとって楽しかったのかな、などと推測します。
曾祖母ちゃんたちと一緒に美味しい夕食を食べたり、広島ならではのお好み焼きを食べたりもしたので、どの食事が一番印象に残ったのだろうと興味がわきました。
そこで長男に「何のご飯が一番お美味しかった?」と訊きました。すると、帰路の途中に空港のコンビニで買った「クロワッサン」と。どこでも買えるパンが一番美味しかったという答えを聞き、あまりの衝撃に妻も私も思わず笑ってしまいました。質問をしたのが帰宅した直後で、その時から一番近い食事で食べたものを思い出したのだと思います。
たった二泊三日、大人の感覚からすると殆ど旅行らしいことはしていませんが、子供たちの記憶に少しでも残ったら嬉しいですね。
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